岩手県雫石町は畜産を営むのに恵まれた環境。
綺麗でストレスのない環境の中、肉牛を飼育しながら、
120ヘクタールの土地を管理し牧草の生産を行っています。
日々健康な餌を食べる牛たちから出る牛糞は、手をかければ立派な堆肥になりますが、お金を出して産業廃棄物として捨
て、化学肥料を買う。
そんな農家が多いのが現状です。
弊社で行う取り組み―。それは「循環型畜産」。
牛糞から作られた堆肥を牧草地に戻し、そこから生える草をふたたび牛が食べるサイクルを作ることで、環境に配慮した畜産業を確立し、次世代に伝えるこ
とを目指しています。
岩手県雫石町の畜産業、中屋敷ファーム|肉牛の繁殖・肥育
肉牛は、いつも新しい。
ABOUT風土に恵まれた
岩手県雫石町で
子供たちに残すべき「食」を
山々に囲まれ綺麗な水に恵まれた肥沃な大地、
新鮮な空気、そして広大な牧草地帯。
牛たちがのびのびと育つ理想的な土地。
県中部、盛岡市の西側に位置する雫石町で、
「中屋敷ファーム」は土づくり、飼料づくり、
牛づくりを営む畜産農家です。
常に「肉牛は、いつも新しい。」というチャレンジ精神を持ち、
牛にとっての幸せとは何か、食べる人の幸せとは何かを考え、
食の原点である土づくりに立ち返りながら、最新技術も活用し、
理想的な畜産を追求しています。
また、黒毛和種の肥育だけでなく、
ジャージー種と黒毛和種を交配した「ジャークロ」や、
日本短角種に黒毛和種を交配した「タンクロ」など、
新たな可能性を見出すブランド化への
取り組みも意欲的に実施しています。
生きるということにおいて食は切っても切れない関係です。
命の糧となる食を作る誇りと喜びを感じながら、
生産者として私たちは地域の要となる豊かな畜産業を
次世代につなげていければと考えています。
そのために、まずは輸入飼料に頼らずとも牛を育てられる環境をつくり、
地域資源による畜産を行うことは必然です。
将来、子供たちが牛を飼いたい・畜産をやりたい
と思った時に飼える状況をつくる―。
それこそが、弊社が掲げる1番の目標です。
NATIONALIZE輸入に頼らない
飼料国産化を目指して
きっかけは「なぜ?」
国産牛・黒毛和種といっても、その定義は割と抽象的。日本の畜産の飼料自給率は2割5分ほど。実質、7割以上もの農家さんが輸入飼料に頼っているのです。
「なぜ、輸入飼料に頼るんだろう?」「輸入飼料で育つ牛を和牛と呼んでいいのだろうか?」
そんな疑問がきっかけとなり、日本の畜産の行方を危惧するからこそ、良くしていくためには何をすればいいのか、その答えを求め、動き始めました。
早速、輸入飼料や化学肥料に依存しない国産の餌作りに挑戦。研究機関と連携し、肥育のためのオリジナル飼料を開発するに至ります。お客様の口に入る牛肉に、安心安全という責任を。それが弊社のモットーです。また牛たちにも、ここで生まれてここで飼われて良かったと感じてもらえるよう、丁寧な健康管理を行うよう心がけています。
国産牛・黒毛和種といっても、その定義は割と抽象的。日本の畜産の飼料自給率は2割5分ほど。実質、7割以上もの農家さんが輸入飼料に頼っているのです。「なぜ、輸入飼料に頼るんだろう?」「輸入飼料で育つ牛を和牛と呼んでいいのだろうか?」そんな疑問がきっかけとなり、日本の畜産の行方を危惧するからこそ、良くしていくためには何をすればいいのか、その答えを求め、動き始めました。早速、輸入飼料や化学肥料に依存しない国産の餌作りに挑戦。研究機関と連携し、肥育のための配合飼料に発酵した食品残渣を混ぜたオリジナル飼料を開発するに至ります。お客様の口に入る牛肉に、安心安全という責任を。それが弊社のモットーです。また牛たちにも、ここで生まれてここで飼われて良かったと感じてもらえるよう、丁寧な健康管理を行うよう心がけています。
SUSTAINABLE
持続可能な
循環型畜産業
BRAND
地域発のブランド肉牛を
BRAND
地域発のブランド肉牛を
乳牛として活躍するジャージー種の、牛肉としての美味しさをご存知でしょうか。
一般的には黒毛和種が肉牛の中でも特に美味しいとされていますが、ジャージー種の赤身の深い旨味と肉質のやわらかさは上等すぎるほど。当時は安価に売買されていたものの、今では根強いファンも少なくありません。
そんなジャージー種の経済価値を高めるべく始めたのが黒毛和種を交配した「ジャークロ」。その他にも様々な可能性を見出し、現在は短角×黒毛、
褐毛(あかうし)×黒毛をはじめ、短・黒×黒毛、短・褐×黒毛などの三元豚ならぬ三元和牛の生産も試みています。
交雑種は、赤身系と霜降り系の特性を掛け合わせることで、バランスの良い肉質が生まれます。丈夫で育てやすいというメリットもあります。
ORDER MADEオーダーメイドの
理にかなった牛作り
繁殖牛や肥育牛など、平均して500頭ほどの牛を飼育する弊社では、
母牛の繁殖性向上への効果が期待される
「早期母子分離哺育」を積極的に実施。
上質な赤身を持つあっさりとした味わいを引き出したい―。
きめ細やかなサシが入った肉質が良い―。など、
お取引先様のご希望に沿って、母牛の選択や種付け、
体重管理などの調整を行うことが可能です。
すでにお付き合いのある肥育農家さんや食肉業者の方からも、
生育状況や肉質、サシの入り方などの情報交換を定期的に行っており、これまでの実績と統計からご提案をすることもあります。
COMPANY PROFILE会社概要
- 会社名
- 岩手・雫石町の畜産業
株式会社重次郎(中屋敷ファーム)
- 住所
- 〒020-0583
岩手県岩手郡雫石町上野新里5-4
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